HITOMIの療養型病院計画 

 入院経過報告 



2009年10月>
・最愛の父が突然の体調不良で入院し
 翌日には虹の橋を渡ってしまいました

・この後、初めて母が介護認定の申請をする
 要支援2 でした

<2010年4月末>
・父の他界から約半年後
 自宅で母が倒れているのを発見
 すぐに救急車を呼んで地元の全く知らない病院に搬送される

・その病院での検査の結果
 肺に水が溜まっていますが入院するほどでもないので自宅に戻って構いません
 歩けないし、立てもしない状態のに自宅に戻って大丈夫なの?
 尋ねてみるが
 高齢の方が入院すると認知症になる事がありますがそれでも良いのですか?
 そう言われてしまえば
 認知症になっても良いですから入院させて
 とは言い切れず
 それに医師からの説明ではそれほどの重症だという認識も無かったし

・ということで帰宅
 このとき、初めて介護タクシーとやらに乗りましたが
 この介護タクシーの運転手さんは酷かった・・・。
 あまりにも事務的で暖かみのかけらもなかった。


・帰宅後、心配だったため
 すぐお隣の医院に電話をして翌日、往診に来てもらうことに

・翌日、往診に来てくれた医師曰く
 こんな重症なのに自宅に戻したんですか???
 病院は何を考えているんだ!

 と、前日の対応に憤慨し
 月曜日になったらすぐに病院に入院させましょう
 土日は非常勤の医師が多いので行かない方が良いです

・この日から1日に3回ずつ往診をしてくださり
 点滴等の処置をしながら
 かなり重症です。万が一のことも覚悟しておいた方が良いと思います。

 ・・・。 実感湧かず・・・。

・月曜日
 父が亡くなったA病院に救急車で搬送されましたが
 その病院では
 検査をしましたが、うちの病院では手の施しようがありません。
 すぐにB●●大学の救命救急に転送します

 やはり・・・そんなに重症なんだ・・・。

・地元の3次救急大学病院の救命救急に運ばれ
 慢性心不全と多臓器不全、誤嚥性肺炎で
 残念ですがあと3〜4日だと思ってください
 と、医師から告げられ
 ところで病室ですが、現在この個室ならばすぐにお部屋を空けることが出来ますが
 いかがなさいますか?


・どうなさいますか?って
 生きるか死ぬかの瀬戸際だって自分で言っておいてどうなさいますかも何もあったもんじゃないでしょう!
 個室でもどこでもいいからすぐに入院します!

・なるほど〜
 救命救急の場もお金の有無で命が左右されるのね

・で、個室の差額ベッド代が払えない人はどうするの?
 他の病院に行ってくださいっていいうこと?

 嫌な世の中だ

・そんなこんなで母は
 フルマスクの酸素吸入が始まった

 母には悪いけれど フルマスクをしていると13日の金曜日のジェイソンみたいだ・・・。

・父の死亡翌日
 初めての体験で慌ただしくしている中
 どこから知ったのか葬儀社が尋ねてきてあれこれとパンフレトを渡されて
 今からですと最短の葬儀は5日後です。早く決めないともっと斎場の予約が遅くなってしまいますよ
 葬儀日程がこれ以上遅くなるならばお宅に決めます
 と、決めてしまった葬儀
・昔風の普通の葬儀になってしまい
 私や母のイメージした告別式とは全く異なるものだったので
 そうだ!母の葬儀プランを今の内から決めておこう!
 そうすれば後は母の事だけを心配すればいいのだから
 すぐに、ネットで調べてこれは、と思う葬儀社3社を呼んで
 病院内でプランを出してもらう
 そして
 おおよそのプランを立ててもらい、1社に決定

・母の妹達、叔母達にこのことを告げると
 あなた、そんな縁起でもない!
 まだ、ママは頑張っているじゃない!

 非難の嵐

 私の気持ちも知らないのに・・・。

・しかしそれが功を奏したのか
 奇跡の復活を果たす
 でも、口から物を食べることは出来ず経鼻栄養 つまり
 鼻から胃までチューブを通してそこに栄養を流し込む状態になる

<5月>
・歩行のリハビリも始まり、病棟の4階フロアを一回りする位までに復活
 それなのに
 嚥下のリハビリ中には 誤嚥性肺炎を再発してしまい
 再度危険な状態に陥り
 青山で仕事中に
 呼吸の状態が良くないので病院にいらしていただけますか?
 つまり危険な状態だから病院に駆けつけろ、ということ
 急ぎ、病院に到着するとまたしても フルマスクの酸素吸入
 担当医曰く
 極めて危ない状態でした

・ここから
 再度の復活を果たす!

・介護認定の更新で 要介護5と認定される

<6月>
・B病院からは
 病状も安定してきましたので、そろそろ次の病院を探しておいてください

<6月半ば>
 A病院ならば治った後の介護施設も併設されているからと考え
 A病院に転院

・最初に救急車で運ばれた時の医師は父の最後を看取った医師でもあり
 あの先生なら母を任せても大丈夫
 と、思っていたら
 うちには言語療法士がいませんが良いですか?
 誤嚥性肺炎のリハビリで口から物を食べるならば
 そお療法士のいる病院の方が良いと思いますよ



・そっか・・・
 そんなことまでは知らなかった

・ それじゃ、ということでネットで地元の病院を調べ綺麗で大きくて設備の整っている
 C病院にしよう!

・下調べのために夜10時過ぎに病院を下見に行ってみる。
 病院の周りを一周して帰宅。
 早速翌朝、開院と同時にアポ無しでC病院のソーシャルワーカーに会いに行き
 事情を話して入院を頼んでみると
 入院出来るかどうか審査会にかけてみます
 その際ですが・・・
 例えば、特別室しか空いていない場合、特別室でも宜しいですか?

 ???
 なるほどね〜
 言い方を替えれば、特別室に入るのであれば入院が出来るということですか?
 と、尋ねると
 まあ、そのように考えてくださって結構です

・はは〜〜ん。
 どの病院でもそういう仕組みなのね。

・こうなったら母の命にかかわることですモン
 特別室でも何でも構いません

・するとソーシャルワーカーさん
 了解しました。そのご意向も含めて審査会にかけてみます。

 ご意向って言ったって、そちらのやり方に乗ってあげたわけじゃない
 病院に入れるかどうかもお金次第なのね・・・。
 世の中ってこんな仕組みなのね・・・。

・で、院長面談の後、2週間後にめでたくC病院の回復期リハビリ病棟に転院
 はい、特別室でございます・・・。


<7月>
・やれやれ特別室に入院して言語療法士のリハビリも始まり
 これで良くなるかも、と期待しはじめた4日目の夜
 午前3:30に病院から電話

・慌てて飛び起きてみると
 先程、嘔吐されまして、血が混ざっています。
 これから検査をしますので病院にいらしていただけますか?

 夜中の3時過ぎに車を運転するなんて初めて。
 大急ぎで到着すると
 グッタリとベッドで寝ている母

 周りは看護士さんや当直医が取り囲んで

 今から急いで胃カメラで中を調べてみます。
 この髪に署名を御願いできますか?


 署名している内に
 ヤバイ・・・、私の方が具合悪くなってきた・・・。
 起きてすぐに動くと気持ちが悪くなるンですわ〜

 なので
 母のベッド横のソファーをベッドに直してもらってちょっと寝ます 汗

 検査の結果はまたしても誤嚥性肺炎でしょう、とのこと

 あああ^^^、3回目だ。

・そして
 リハビリ病棟から一つ下の階、一般病棟に移動となりました。

 ここから亡くなる11月初めまで治療が続きます

・すぐに肺に水が溜まる症状が続き

 輸血を試してみたり
 この方法もありますがメリットはこれでデメリットはこのようなことが考えられます
 もしも、この方法で効果がなければ
 他にはこのような方法もありますが、メリットはこrでデメリットはこれで

 と、毎回事細かに検査結果を見ながら
 担当医と打ち合わせをし、治療法を決めていきました。

・一般病棟で良かった!

<8月>
・そうこうする内に8月になりC病院にも入院から1ヶ月が経過し
 またしても病院からはそろそろ次の病院を考えておかれた方が
 とのこと

・次を探すにあたりソーシャルワーカーさんから言われたのは
 次は一般病院よりも長期療養型の病院を探された方が良いです。

・長期療養型病院?
 初めて聞く名称にわけもわからずにいると、ソーシャルワーカーさんから
 2〜3の病院リストを渡されて
 お母様の状態ですと、この辺りの病院が宜しいかと思いますが
 勿論、御自身で個別に探されても構いません。


・ネットで調べてみると
 県内にいくつもの長期療養型病院がヒットした

・まずは自宅から近くの病院から見に行ってみることに。
 中でも新しくて綺麗で、という病院に早速見学に行ってみた
 ちょっと成金趣味だけど、清潔で良さそうな病院
 ただし、ソーシャルワーカーさんがとても若くて、それだけなら問題はないのですが
 話し方がちょっと語尾上げで 大丈夫かいな・・・と、思ってしまう

 ちなみにこの病院からは
 容態が安定していないのでうちでは難しいです
 と、断られた
 ま、いいっか。

 次!


<9月、10月>
・31ヶ所の候補の病院をあたりはじめると
 あることに気が付きました

・皆、どの病院も
 積極的な治療は致しません
 というコメント

・病院が積極的な治療をしない?
 どういうこと?

・詳しく調べていくと
 療養型病院のシステムがわかってきた  *詳細は別途

・早い話が一方通行の病院ということ
  その病院を出るとき = ・・・。  ということ。

・それでわかった!
 療養型病院に入っている高齢者の方々
 皆、表情もなく諦めきった顔で寝ている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 表現は悪いけれど”姥捨て山”のようだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 今の日本でこのような事があっても良いの?

・積極的な治療をする一般病院では本当に受け入れてもらえないのだろうか?
 試しに10ヶ所の一般病院に電話をしてみると
 4月の入院から 10月末でそろそろ180日になるので
 病院には180日ルールがあって
 180日を過ぎた入院患者は他の病院では受け入れを断られるということ

・それは病院側の都合でしょう・・・
 患者のことは何も考えないんだ・・・

・最初の内は自宅から20キロ圏内を探しました
 急変したときに間に合う程度の距離の病院ということ

・15病院は電話でお話ししただけで
 その容態ではうちでは難しいと思います

・それじゃ、自宅から25キロ圏内は?
 残り16病院には実際の見学までこぎ着けましたが
 数病院を除き
 とてもこのような病院に母を入院はさせられないと思うような病院ばかり

・その数病院は地元でも老舗の療養型病院と言われているところ
 ソーシャルワーカーさんもとても親切で親身になって相談にのってくれる
 そういうところが老舗の病院たるゆえんなのでしょう
 急変時や何か治療が必要な場合には一般病院への搬送をいたします
 と、説明を受けて一安心するものの
 病室が古いんです・・・。
 ”個室”は”孤独部屋”というイメージだし
 2〜4人部屋は昔ながらの大部屋で隣のベッドとの間が狭いし

・なかなか思うような病院が見つからない・・・。  

・こうなったら
 自宅で介護するのも同じなんじゃない?

・容態が安定している時は住み慣れた自宅が一番落ち着けるし
 万が一、容態に変化が生じたら
 C病院に救急車で連れて行ってもらえばいいし
 病院側の話では
 人道的な見地から
 容態が急変している人を180日超えているからと拒否することはありません
 ですから
 自宅介護を選択されたとしても何かあったらご連絡いただければ診察いたします
 ただし、その時に夜間の当直医が外科の医師しか居なかったら受け入れは難しいですが


・何だか綱渡り状態だな

 でも、こうなったら自宅介護で勧めてみよう!

・早速ケアマネ^ジャーさんにシュミレーションをたててもらい
 日中は途切れることなくヘルパーさんに来てもらい
 訪問看護士さんにも毎日来てもらうようにして
 夜間は仕方がないから私が見るしか無いけれど、
 週の半分は泊まり込みのヘルパーさんを使おうとか
 いろいろと考えて

・母に伝えると

 ママは病院でいいから
 あなたに介護なんてさせられない
 そんなことをしたらパパも悲しむし

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・。



この話をした2日誤に容態が急変し
3日目の日付が替わってすぐ
父の元へと旅だってしまいました。

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